アーカイブ

Profile

サスペンションリペアショップ『moto AZURE』のブログ モトクロス選手としての経験をもとにオフロードバイクのサスペンションリペアショップとして営業中。

専門誌『ガルル』『ダートスポーツ』『バックオフ』などのHow toコーナーでも取り上げられている。

過去ブログ


過去に書いていたブログは現在も残しています。
こちらもご覧ください。

ブログランキング参加中!!

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 バイクブログ オフロードへ
にほんブログ村
クリックお願いします!!
tracker

facebook

twitter

  • RM125-97`のクラッチ オーバーホール


    クラッチか切れなくなったと依頼でした。

    恐らく、アウターケースの磨耗とインナーハブ(ボス)

    の磨耗で起きることが多いいので、その辺の部品を

    発注!

    新品が到着したので、組み付けします。

    アウターケースを組み付け。

    回転、当たりなどする様な所には、必ず、オイル

    (ギヤなのでバイク用4サイクルオイル推奨)を付けます。

    インナーハブ(ボス)も組み付け。

    クラッチドライブプレート、クラッチドリブンプレートを

    新しい物に組み付け。

    センターナットを高トルクで締め付け。

    ナットロックワッシャーの縁を曲げ緩み止めにします。

    プレッシャープレート付けたらスプリングも取り付けです。

    プレッシャーネジは、ねじ込みに気を付けないと、良く舐めて

    またハブ交換となります。

    ギヤ、ロッドを位置決めしてカバーを取り付け。

    ギヤオイルは、純正ギヤオイルでは粘度が弱いので

    全日本MXレースでいつも使っているWAKO`Sの4CTを、

    今回は新タイプのオイル 「トリプルR」 が同等以上

    の出来で、それを使用します。

    今回交換のアウターハブとインナーハブ(新品は上側)

    (下は傷んだハブとインナー)

    右のディスクはサビと固着で再使用は不可能です。

    以前全日本MXでもしていた、

    新品のクラッチドリブンプレートは組み付ける前に

    暫く、オイルに漬けて馴染ませ、組み付けると

    切れ、滑り、など改善される様です。

    分解して出てきた、残念なサビだらけのクラッチ郡。

    ウオーターポンプシールが傷みミッションに水混入

    してオイルが白濁して暫く走行使用していない事で

    錆びて仕舞いました。

    今回のクラッチの状態は4サイクルも2サイクルも同じ

    になります。


コメント