カワサキ D-トラッカーの前後サスペンション オーバーホールが入庫しました！

部品の発注状況的にリアサスペンションのオーバーホールからスタートします。

クッションダンパーは経年劣化でボロボロですので新品に交換します！

窒素ガスが注入されているブラダを取り外すと、真っ黒なオイルが出てきました！

一度もオーバーホールをした事がない方はこれ位汚れていますよ。

全パーツをバラシ、各部の点検です。

新品のクッションダンパーを組み込みます。

洗浄後にロッド部を組みつけて行きます。

新品のオイルシール等に換装してます。

再使用出来る物は極力再使用しましたので、ブラダはそのまま。

オイルを入れ、ロッドを入れ、エアーを抜いて行きます。

窒素ガスを入れ、作動確認をして車体に組み付けます。

次はフロントフォーク オーバーホール！

フロントフォークも結構酷使されていました。

やはりオイルは真っ黒でした。

ダストシールもご覧の通りの状態ですので新品に交換します！

オイルシールが脱落しないようにする為のクリップも、水や湿気の影響でサビて今にも折れてしまうかもしれませんので交換です！

インナーチューブには、点サビや傷がありましたので研磨します。

ここでサビや傷を修正しないとオイルシールを交換しても意味がありません。

規定値のオイルを入れ、エアー抜きをしてから車体に組み付けて行きます！

倒立フォークなので規定のトルクで締め上げて行きます。

前後サスペンション オーバーホール以外にも細々修理もありましたが、無事終了！