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2013-01-13 | カテゴリー : エンジン系, サスペンション系, モトクロス | No Comments |
タグ : RMX250, SUZUKI, エンジン オーバーホール, サスペンション オーバーホール, バイク
RMX250SN…SJ13Aの全体のOHを昨年暮れに依頼されて、新年から分解初めました。
症状はエンジンの焼きつきかも知れないと。
確かに、キックしようとしても、キック出来ません。
チャンバーパイプを外し、EX側からライトを照らしシリンダー内、EXバルブの状態など
下調べしてみました。
見た所、悪そうに見得ず、シリンダーを外してみます。
シリンダーを外し、ピストン状態クランクが回転するかみます。
ピストンは大丈夫そう!ですがクランク?回りません!
持ち込まれた時にもう一つ言われた事が、クラッチの切れがよくないとも、
たまに有る、ミッション焼きつきもクランクがやはり回りません。
今回どちらとも言えず、クランク分解まで持っていきます。
また、フォークのオイル漏れもついでにOHとご依頼。
また、アイドリングが不安定で、回転戻りも綺麗に戻らず少し回転が上がるようですと、キャブもOH
のご依頼、分解してみます。
さてエンジンを降ろして、本体の分解を始めます。……….⇒ Oh! すごい!!
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引き続き、DR-Z400エンジンのヘッドにあるバルブの修理。
このインティークバルブはカーボンが少し堆積してましたが、洗油で染み込ませ、
適度に柔らかくなってから、カーボンを除去します。
EXバルブも同じようにカーボン除去しシート面を見ると、削れていました。
今回はEXバルブだけ新品に交換します。
(シート面は削れてヘっこんでいます。)
インティークはシート面のそれ程削れていないので、そのまま再使用します。
左削れたバルブ。 右新品バルブ。
インティークとEXバルブのシート面出しです。
灰色に見えるリング状がシート面削りの終わった状態です。
ここでバルブ内にオイルが落ちないようにオイルシール(リップシール)が付いていますが
、リップ面が摩耗して漏れてしまうので必ず新品に組み換えておきます。
フォークシールと同じ考え方です。
距離をかなり走っていて長い間」、常に圧縮されているバルブスプリング。
自由長も変化しているためと、スプリング腰も弱くなっているので新品に組み換えします。
左使用スプリング。右新品スプリング。
さて、組み込んでエンジン始動開始です。
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エンジン腰上を外しました。
これからバルブの分解です。
全部取ると元の場所が分からなく、馴染み、合わせ、シムの厚みの問題もあるので
一つ一つ記録して外します。
カムの回転部噛み込傷などないか調べ、カムキャップ面も同じくみます。
カム山も傷、摩耗が見られません。
ピストン自体の摩耗傷等ありませんが、ピストンピンに摩耗跡があり、ピストンピン穴とピン自体の
嵌め合いに緩さが見られ、ここは交換します。
テンショナーガイド面も変んな摩耗もないので
このまま再使用です。
テンショナー、組み付けた時のこのスプリング押しが弱く、タイミングチェーンの遊び音がするようなら、
スプリング新品に変えます。
さて、キャブのOHに。
ジェット類は外して、洗浄剤に暫く漬け置きして、
他を見ます。
エンジンフィーリングが変わって来た場合、一つの原因としてこのニードルとノズルの摩耗が原因の
場合があります。
新品に交換するといい感じに戻る事が多いです。見直し部分です。
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DR-Z400のシリンダー側OH
摩耗度は分解してからにして、
分解始めます。
各ボルト、ネジなど固着気味なので先に油を付けておきます。ラスペネを使用。
Tポイントのタイミングを出しカム周りの分解。
テンションアジャスタを外し、カム分解。
シリンダーまで外し、ピストンの状態確認。
今回、ピストン関係も新品に交換。
シリンダーヘッドの燃焼室の状態。
カーボン体積しています。
90,000km走行で初分解でした。
カム山は綺麗でこのまま使います、。
バルブはポリッシュして使い、スプリングは交換しておきます。
シリンダー?…傷は無いですが、上死点、下死点にリング摩耗跡が見れます。
ここまで溝が有るとピストンが落ち着きません、ピストンの振れ音が出ると思うので
交換する事にします。
部品待ちです。
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125ccの修理ご依頼。
症状がエンジンオイルの早く消費して仕舞う、アクセルを戻すとエンジンストールする。
など、乗っているのが不安という事で、
早々キャブを分解。
各パーツの洗浄と穴通しして組み付け、エンジン始動は直ぐしますが、
何故かマフラーから異様なオイルが吹きます。
まるで2サイクルの様な!
そこまでオイル吹くとエンジン自体大変な事が起こってる証拠です。
調べのその一がオイル抜き。
抜いて出たオイルが透明に近いか、黒く汚れているか、粘っこいか、さらさらしているか、少ししか出てこないか、
など、今回はオイル量も少なく、黒く、トンかつソースの様にエンジンオイルとは違う状態で出てきました。
エンジン内部の何かが問題でオイルを痛めてしまったようです。
エンジンは直ぐ掛かり、走りはそんなに違和感無いと、ただエンジン異音がしていました。
オーナー様と症状を話し、エンジン腰上を外して原因を見る事にします。
シリンダー外し、
!!…….焼きついている!
カム山も削れています
カム、ピストン、シリンダー、ヘッド、カムカバーのアーム、皆削れています。
バルブアームのIN側、EX側のカム当たり面も削れ。
シリンダーも縦傷が無数付いています。
今回はピストン、リング、カムシャフト、カムアーム、シリンダーの腰上、ほとんどのパーツを交換する事にします。
バルブはリップシールを交換してバルブすり合わせで仕上げ、組み付けしました。
オイルに交換期間、距離が長すぎて、オイルへたりで部品を磨耗させ、次に部品磨耗のためオイルがいたみやすく、
早く減る様になり、焼き付いてしまう事があります。
以前XT225とかTW200,ジェベル200、DR-Z400,XLR250とか同じことがありました。
オイル交換は早めがいいです。
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