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サスペンションリペアショップ『moto AZURE』のブログ モトクロス選手としての経験をもとにオフロードバイクのサスペンションリペアショップとして営業中。

専門誌『ガルル』『ダートスポーツ』『バックオフ』などのHow toコーナーでも取り上げられている。

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  • 1

    VT250のステムはボールベアリング仕様です。今回は錆びでの交換ではなく、センターガタが激しいための依頼です。

    ボールベアリングは錆びもでますが、ボール面がレースを叩き、それも自然なうちにすが、ハンドルセンターにガタが出やすいので

    ガタが出たらベアリングとレースとも交換します。

    2

    ロアーもグリスは付いていました。錆びは無いようです。

    3

    車体から外したステム本体。

    インナーレース、アウターレースとあり、両方でベアリングを挟み込むので当たる面が綺麗でなくては

    スムーズに回転できません。錆びは大敵!

    4 

    ベアリング自体も錆び、磨耗、傷があるようです。

     

    5

    ステムのレースにグリスはかなり付いているんですが、ベアリングの回る部分は磨耗しているようです。

    ここもベアリングの当たりが強かった部分にポンチマークの様にヘッコミがありります。

    すべて新品に交換、組み付け始めます。

    スムーズにハンドルが動かせるのは気分いいです!

  • 2012-12-19 | カテゴリー : モトクロス | No Comments |
    タグ : , , ,

    RM125のステムもOHします。

    ステムがゴリゴリといかに錆びているのは確実なので分解します。

    ステムはグリスを沢山付けて組み付けますが、水などが入り込み

    経年で放置でも使用でも錆びてきます。

    ある時間で部品交換しないとだめな所です。

    トップナットはフォークが付いているときに緩めないと

    かなり締まっていて緩めるのに難しいのです。

    アッパー側、錆びてます。ベアリング、レースのどちらも泥の混じったグリスでした。

    ロアー側、ここも同じ!

    アッパーとロアーのレスを打ち替えします。

    ここまでくると磨いて使うはNG!

    新品ぬ品組み付けて、ハンドルがスムーズに動かせます。

  • 2012-12-09 | カテゴリー : エンジン系 | No Comments |
    タグ : , ,

    XR250のシリンダーヘッドからオイルの滲みが出ています。

    シリンダーガスケットの間からの様で、ガスケット交換します。

    ヘッドを外してこのガスケットを取替えます。

    組み付けてエンジン始動。

    しばらく何回かに分けてエンジンを回して熱締めして、ボルトの増し締めもしておきます。

    エンジン修理中に不具合が見つかりました。

    スイングアームのチェーンスライダーが外れて、脱落しチェーンがスイングアームに直接当たり

    磨耗してます。

    スライダーを新品に交換取り付けしました。

    チェーンの遊び調整もしておきます。

    終了しオーナー様に納車。


  • オイル漏れでOHします。

    シールとバンプストッパーを交換。

    ロッドのピストンバルブも分解洗浄します。

    このタイプはShowa製とKYB製と違う製品です。

    ロッドのみにし、さび、磨耗を見て、これは問題なく、このまま表面を磨いて組み付けします。

    シール、バンプストッパーを交換して組上げ終了。

    お客様へ発送です。

  • 2012-11-30 | カテゴリー : エンジン系 | No Comments |
    タグ : , ,

    クランクケースにクランクロッドを取り付け、ギヤ周り品も洗浄して組立てします。

    ギヤの歯面は思ったより磨耗や傷みみはありません、このまま組み付けです。

    ケースを組み、ロッドとラジアルボールベアリングの馴染みを左右のシャフトをプラスチックハンマーで

    交互に軽く叩き、シャフト回転が軽い部分が出る様馴染ませます。

    これをしないで組み付けると思い回転のエンジンに仕上がって仕舞います。

    叩く音も硬い音から軽い音に変化していくのが聞き取れるはずです。

    エンジン組みの仕上げにかかります。


  • RM125-K4のクランクロッド、焼き付いて、ガタガタに広がっていました。

    ロッドにベアリングが固着したまま外れません。

    この周りの部品を交換します。

    交換部品は

    《コンロッド、ロッドピン、ロッドベアリング、スラストワッシャ》

    さて、ロッドが組み上がってきましたので、エンジン組み付けします。

  • 2012-11-26 | カテゴリー : エンジン系 | No Comments |
    タグ : , , ,

    CDIが不具合でした。

    エンジン不調の原因もいろんな角度から考えるんですが、シリンダーの圧縮がどうかとか、

    キャブの具合もどうか、配線ハーネスが?、ステーターコイルは?、サイドスタンドスイッチは?、

    それぞれが独特の症状があるのに、そのすべてが問題なく電気関係ぽい症状しか考えられずCDIを交換して。

    具合はOK!

    具合が悪かった症状は、すぐエンジンが掛かるが、ちょっと走るとストンと止まる、また掛かる、

    何回も同じ状態が続いていました。

    CDIカプラーコネクタからの線を触るとストンと止まりの繰り返し、新品カプラーに交換して配線も新しくしCDIに挿し再度始動、

    線を触るとまたストンと止まる、これはCDIカプラー内が問題と判断。

    新品CDIに交換となりました。

    交換後は普通通り、問題なく走行しています。


  • CRM250Rmのオイル漏れでサスOH。

    全分解してシャフトのみに取り出ししました。

    シール交換とバンプストッパーを取り付けりるのでこのロックナットを外します。

    シャフトがカシメてあるので削り外します。

    シャフト状態は?

    真ん中に錆削れが有り、このまま表面磨きで組んでも暫くすると、またオイル漏れする様で

    オーナー様と話し、再めっきする事にしました。

    約2週間後、ロッドの再めっきが出来上がって来ました。

    再めっきは輝きが違います。

    すべて組み付け終了しました。

    梱包しオーナー様へ発送です。


  • RMX250R-SJ14Aのサスのオイル漏れです。

    バンプストッパーも崩れて無くなっています。

    分解し、シール、ストッパーを交換、シム、バルブピストンを組み込みします。

    ガスブラダ、経年でゴムが削れてこびり付いて再使用は危険で、新品に交換。

    バンプストッパーも交換。

    オイル組み付け仕上げします。

    スプリング取り付け、脱脂してオーナーに引渡しします。


  • FTR250用ショックのOH

    このタイプにはガス注入部分がありません。

    サス自体は分解可能ですが、仕上げのガス入れが出来ないので、

    新たにノズルを本体直に増設します。

    通常の用に分解していきます。

    ロッドのみまで分解し錆、摩耗など調べました。

    ここにめっきの削れ跡があります。

    端に2点叩かれて凹な跡があります。

    このままではOH出来ません。また漏れがしてしまいます。

    オーナーと相談!

    時間掛かるんですが再めっきする事にしました。

    2週間目で再めっきが出来上がってきました。

    とても綺麗に仕上っています。組み込み始めます。

    シール、ガスノズル増設と終わり、オイル満たし

    仕上げに向かいます。

    最初に頂いた時の沢山の錆を磨きシルバーに塗装しました。

     

    スプリング組み込み時、塗装傷つけないように、注意して組み込みしました。

    完成です。