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ウルフ125の焼き付き①
『SUZUKI-WoLF125』エンジンが焼きついたと依頼です。
セルタイプなので、セルを回し、エンジンかけると、かかりますが、ガラガラと音が響きます。
ピストンのロックはしていなく、回転する部分に何か割れかけた物が当たる様な!
シリンダーヘッドを開け、ピストン状態調べました。
シリンダー、ピストン周りにオイルが付いていません。カラカラ状態です。
シリンダーを外、しピストンを見た所、ひどい所は無く、クランクの部分を見ると、オイルの着きが有りません。
ロッドを触り、立て、横、斜め、と揺すり、ロッドにガタが大きくありました。異常なガタです。
固着する前段階の焼きつきで部品にガタがでたようです。これではクランクロッドが
ガタついたままエンジンが回転していて大きな音になりました。
問題のシリンダー面。 [交換だとシリンダー代¥60,000以上です]
被害は無く、小さな擦れは有るがコンプレッションは出来そうです。
結果、クランク交換で修理開始。
メーカーサイトで部品出しすると、クランクASSYは廃止でした。参考価格
拠って、部品組み換えで直します。
早々、車体からエンジン降ろし。
空っぽのフレーム。
部品入荷次第、ロッド組み換え(外注)初めます。
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