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サスペンションリペアショップ『moto AZURE』のブログ モトクロス選手としての経験をもとにオフロードバイクのサスペンションリペアショップとして営業中。

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  • ホンダ カブのエンジンが吹け上がらない症状

    2014-06-04 | カテゴリー : エンジン系 | 1 Comment |
    タグ : , , ,

    ホンダ カブのエンジンが吹け上がらない症状

    インジェクションタイプのホンダ カブのエンジンが吹け上がりません。

    アイドリングは安定してますが、スロットルを回すと『ゴボッゴボッゴボッゴボボボッ』という具合です。

    この様な症状の場合、ガソリンの供給が追いついてないか、プラグからの火が不調か(CDIやコイルの不調)がほとんどです。

    仮にガソリン関係の故障だと、キャブレターとは違い、インジェクションなのでフューエルポンプが壊れている事が多く、Assyで交換しないといけません、結構高価です。

    その辺りから原因を追究していきます。

    ホンダ カブのエンジンが吹け上がらない症状

    一応、リコール対策もされているのですが…。

    フューエルポンプが不調の場合、ガソリンを圧送する力が弱いので、本来ならば始動する事もアイドリングすら安定しないので、ポンプの線は無い、とは言い切れませんが原因は薄くなります。(バッテリーが古い場合も圧送力は弱いです)

    ならば、電装関係。

    どこかで配線同士が衝突してリークしている可能性もありますので、外装を剥がし、配線を動かすとエンジンがストンッと止まります。

    ホンダ カブのエンジンが吹け上がらない症状

    原因がわかりました。

    CDIに向かっている配線が、フレームと擦れてリークしていました。

    本来なら擦れないようにビニールテープ等で覆われているはずですが、丁度フレームが当る部分だけ覆われていませんでした。

    ホンダ カブのエンジンが吹け上がらない症状

    束になっている線が少し切れているので半田付けをします。

    ホンダ カブのエンジンが吹け上がらない症状

    半田は振動で取れる場合があるので、その上から2液タイプのエポキシで固めてしまいます。

    ホンダ カブのエンジンが吹け上がらない症状

    フレームに干渉する部分には、自転車のいらないチューブも一緒にテープで巻いて処置しました。


One Response to “ホンダ カブのエンジンが吹け上がらない症状”

  1. お久しぶりです。
    以前ははお世話になりました。
    相変わらず流石の修理技術ですね。
    こういうハーネスがフレームに干渉する部分はこの様な処置が
    最適だと思います。
    野澤さんのような腕利きのバイク屋さんが少なくなり残念です。
    私は今、DIO110に乗っておりますが、何かあったら野澤さんの
    ところに持って行きますね!

コメント