
RM125のステムもOHします。
ステムがゴリゴリといかに錆びているのは確実なので分解します。
ステムはグリスを沢山付けて組み付けますが、水などが入り込み
経年で放置でも使用でも錆びてきます。
ある時間で部品交換しないとだめな所です。

トップナットはフォークが付いているときに緩めないと
かなり締まっていて緩めるのに難しいのです。

アッパー側、錆びてます。ベアリング、レースのどちらも泥の混じったグリスでした。

ロアー側、ここも同じ!

アッパーとロアーのレスを打ち替えします。
ここまでくると磨いて使うはNG!

新品ぬ品組み付けて、ハンドルがスムーズに動かせます。

クランクケースにクランクロッドを取り付け、ギヤ周り品も洗浄して組立てします。
ギヤの歯面は思ったより磨耗や傷みみはありません、このまま組み付けです。

ケースを組み、ロッドとラジアルボールベアリングの馴染みを左右のシャフトをプラスチックハンマーで
交互に軽く叩き、シャフト回転が軽い部分が出る様馴染ませます。
これをしないで組み付けると思い回転のエンジンに仕上がって仕舞います。
叩く音も硬い音から軽い音に変化していくのが聞き取れるはずです。
エンジン組みの仕上げにかかります。

RM125-K4のクランクロッド、焼き付いて、ガタガタに広がっていました。
ロッドにベアリングが固着したまま外れません。
この周りの部品を交換します。
交換部品は
《コンロッド、ロッドピン、ロッドベアリング、スラストワッシャ》
さて、ロッドが組み上がってきましたので、エンジン組み付けします。
SUZUKI「RM125-89`」の組み付けはじめます。

オイルシールとダストシール交換。
スライドメタル、ガイドはそのまま使用します。
倒立タイプ、カートリッジ仕様です。
SUZUKI「RM125-89`」の前後サスのOH
ショックの分解です


スプリングを外し、ガス室のブラだを抜き出します。
オイルは黒く汚れています。

ボディーからロッドを外し、
ロッドに多くの錆びがありこのままの修理はできません。
再めっきをします。

フォークの分解
オイルを抜き出し、スプリング関係も取り外し、インナーロッドパイプの、止めフォークボルトを外して
このフォークボルト、オイル通り穴とシムでダンパーの役目が。
オイル汚れカスが黒く溜まっています。
分解した時綺麗に洗浄、パイプ側も同じく汚れているので、洗浄します。

インナーロッドとパイプ、ここがオイルダンパーの役目。
水鉄砲と同じ原理、使うのはオイルですが!
ロッドの中間部分に錆びが出来ています(スチール製なので)
作動が錆びで悪くなるため、耐水ペーパー800~1000#で錆び取り。
長い間、サスを動かさないとロッド部分(他の部分も同じ)オイルが抜けオイルに浸かっていない
部分はすぐ錆びだします。
この仕様のロッド錆びは多いいです。
たまに動かさないといけません。
オイルシールとダストシールを交換し組み付けます。
ショックはロッドは、再めっきが出来て来るまで、修理はお預けです。
『RM85』全日本レディースMX用エンジンのOH
4月から始まるモトクロスに向け、エンジンのOH終了。

先週お渡ししました。
そして,
『RM125-99`』のエンジンOH
クランクの焼きつきです。

クランクを割りクランクロッドを見た所、コンロッドのビッグエンド部焼けていました。
動きません。
コンロッド、ロッドピン、ピンベアリング、サイドワッシャーは新品に、
左右のクランクシャフトはそのまま使い組み付けます。

シリンダーまでは被害がでていませんでした。

クラッチ関係も大きな磨耗は見られず、このまま洗浄とオイル漬けして組み付けします。
前回、ロッド再めっきのYZ125とRM125のShock-OHし終わり。
スプリング組み付けて終了です。


再めっきされたロッドとバンプストッパーを交換して
お客様に引渡し待ちです。
久振りの、天気になりました。
暑くも無く、動き安い温度のこう言う日は、
仕事も捗ります。
な物で!依頼されている、RM125のフルメンテです。

メンテの前に、エンジンが焼きついている様なお話だった
ので、先にシリンダーを外しクランクロッドの状態と
ピストン、シリンダーの状態を調べました。
焼き付きはシリンダーでは無く、クランクに有りました。
オイルが回らず、回転焼けでロッドにある、サイドワッシャーが
破損して、ロッドに噛み付きで止まっていた様です。

エンジン分解の為、車体から降ろし、サスのOH依頼も有るので
サス、ショックを外します。
フォークは次の時間に!
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