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引き続き、DR-Z400エンジンのヘッドにあるバルブの修理。
このインティークバルブはカーボンが少し堆積してましたが、洗油で染み込ませ、
適度に柔らかくなってから、カーボンを除去します。
EXバルブも同じようにカーボン除去しシート面を見ると、削れていました。
今回はEXバルブだけ新品に交換します。
(シート面は削れてヘっこんでいます。)
インティークはシート面のそれ程削れていないので、そのまま再使用します。
左削れたバルブ。 右新品バルブ。
インティークとEXバルブのシート面出しです。
灰色に見えるリング状がシート面削りの終わった状態です。
ここでバルブ内にオイルが落ちないようにオイルシール(リップシール)が付いていますが
、リップ面が摩耗して漏れてしまうので必ず新品に組み換えておきます。
フォークシールと同じ考え方です。
距離をかなり走っていて長い間」、常に圧縮されているバルブスプリング。
自由長も変化しているためと、スプリング腰も弱くなっているので新品に組み換えします。
左使用スプリング。右新品スプリング。
さて、組み込んでエンジン始動開始です。
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2011-01-13 | カテゴリー : エンジン系, サスペンション系, モトクロス | No Comments |
タグ : HONDA, KAWASAKI, エンジン オーバーホール, オイルシール, サスペンション オーバーホール, シリンダーヘッド, フロントフォーク オーバーホール, モトクロス
5日から仕事初めをして、はや、8日も経ちました。
今年も日が経つのが速そうな気がします。
仕事も何時も通りに!
KX85-07`のエンジントラブル。 エンジンロックしたそうです。
エンジン単体持ち込まれて、早々分解、シリンダーヘッドを外した所、すごい事に!
シリンダーも外して、ピストンのスカート部が割れていました。
エンジンフル分解です。クランクも危なそうで!
暮れからお預かりしたi-shockの修理。
オイル漏れです。
今回オイル漏れで、このシールボディーを外し、内部にある、オイルシール単体を交換。
i-shockの純正シールが手に入らず、他メーカー(S製)を代替しました。
国産のサスメーカーは大体同じ形の部品、分解方法ですが、その他のメーカーはいろんな
部品形も違い、分解と組み立てがちがいます。
オーバーホール終わると、国産と一見同じに見えますが、細かいところが違います。
組み方が複雑です。国産の様にシンプルに作ると部品点数も少なくていいんですが!
CRF250のプラグ穴から、生水が出てきます。シリンダーヘッドを外したら大変な事に!
その画像、次回に!
KX65のフォーク修理。フォーク内部パーツ未入荷で部品待ち!
このKX65、子供が今年、中学受験の為、乗る時間が無くなるので、T崎氏、どうする?
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RMX250RのSJ14Aのエンジン分解で、
クーラント抜き出しにラジエターキャップを外した所、
黒い汚れが付いていました。
エンジンを車体から降ろし、エンジン分解しラジエター内のオイル質の様な汚れが付いた
原因を探します。
クラッチカバーに付いているポンプなど分解します。
クーラント汚れの原因、ポンプシャフトの磨耗と錆び、それに合わせて、オイルシールの磨耗、
メカニカルシールの磨耗、クランクケースガスケット合わせ、シリンダー側ガスケットからの漏れ、
が原因かと。
ポンプケース内もかなり油汚れしています。
ポンプシャフトのシールが当たる部分、錆びで膨らんでいます。
削りではもう、修正出来なく、新品に取替えないと新品シールなど直ぐ傷めて水漏れを起こします。
ここが原因かも知れませんが、ヘッドのガスケットに横漏れ滲みの痕が有ります。
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