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SUZUKI『Wolf125』のサス前後OH
まず最初にリヤショックのオーバーホールをします。
分解できるタイプですが、ガス注入ノズルが最初から無いため、新規に
増設します。
このサスの上にノズルを付ける広さは十分有る為,作り始めます。
車体から取り外し、オイル汚れが激しいため先に全体洗浄し分解準備。
スプリングと下側の取り付け台座を外し、シールが有るところのキャップも取り外し。
どのショックもここが取れないとシール分解出来ません。ここが溶接で付けられている物もあり、
非分解タイプで修理できません。
ガスを抜き、ロッドを抜き出しました。
ケースにノズルを新設始めます。
ガスノズル増設終わり、オイル入れエアー抜きし、シールケースを付けて
チッソガス注入。
ボディー周りを塗装しケースキャップをとけます。。
スプリングを取り付け、車体へ組み付け準備します。
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前回のCBX400Fに付いているボトム部のアンチダイブ機構の分解。
Oリング関係品の交換ご依頼です。
フロントの急激なブレーキでフォークが限界まで沈み込み姿勢が不安定になるのを嫌う為の
部位です。
フォークオイルの流動を内部のピストン型が規制してフォーク自体の沈み込みをさせない
様にしています。
長年付いたままのOリング、形が付いてオイル漏れなどしない様に交換します。
左インナーチューブ内のアンチダイブ様のロッド(上)と、
どのフォークにも同じ物が付いているタイプで、右チューブにはこのロッド(下)が付いています。
フォークオイルの流を規制してアンチ機能を助けます。
メーカーによっては、両フォークに付いている車種もあります。
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2011-05-23 | カテゴリー : サスペンション系 | No Comments |
タグ : HONDA, KAWASAKI, サスペンション オーバーホール, フロントフォーク オーバーホール
HONDA『CBX400』のフォークのOH依頼。
インナーチューブの表面に傷があります。
店にお持ち頂いた時もオイルがかなり漏れていました。
2本とも、オイルを抜きだして、
アウターケースよりチューブを外しました。
オイルシールも交換しますが、直接擦れて動くスライドガイドのテフロン自体の
磨耗も調べないといけません。
磨耗が激しい場合組み付けてもチューブとアウターにガタが出てしまい、走行に
悪影響が出てきます。ガタガタと違和感も感じられてきます。
もう一つは、
KAWASAKI『KDX125SR』のフォークもOH
やはりオイル漏れでの修理依頼です。
こちらも分解してスライドガイド、ブッシュガイドの磨耗も見ます。
交換しないとだめでした。
メーカーにパーツ取り寄せておきます。
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2011-05-18 | カテゴリー : サスペンション系 | No Comments |
タグ : Dトラッカー, KAWASAKI, サスペンション オーバーホール, バイク, フロントフォーク オーバーホール
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