『RM85』全日本レディースMX用エンジンのOH
4月から始まるモトクロスに向け、エンジンのOH終了。
先週お渡ししました。
そして,
『RM125-99`』のエンジンOH
クランクの焼きつきです。
クランクを割りクランクロッドを見た所、コンロッドのビッグエンド部焼けていました。
動きません。
コンロッド、ロッドピン、ピンベアリング、サイドワッシャーは新品に、
左右のクランクシャフトはそのまま使い組み付けます。
シリンダーまでは被害がでていませんでした。
クラッチ関係も大きな磨耗は見られず、このまま洗浄とオイル漬けして組み付けします。
『SUZUKI-RM85-07`』のフォークOH
分解してオイル漏れした原因をみます。
インナーチューブの表面を。
インナーチューブだけにして見ると、細かい傷が点々と見えます。
このチューブには少し大きめの傷もありました。
この左側のフォークには傷が有りましたが、右側には傷、ありません。
傷の角を耐水ペーパーを使い丸めます。傷取りしないとまた直ぐ漏れて仕舞います。
オイルシール、ダストシールを新品に換え組み付けます。
今回はハードスプリングにもかえます。
『SUZUKI-RM85-07`』のショックOHします。
走行して底着きしてしまうと言うことで、オイルと内部パーツの見直しをし、
スプリングもフロント、リヤ両方をハードタイプに交換します。
ハードスプリングを入れると、いい感じに走行できます。
内部も見直し必要ですが!
フォークも分解。
2007年モデルと言う事で、バンプストッパーやオイルシール、ガスブラダとも交換します。
ロードバイクのShock、3タイプそれぞれのOHのご依頼です。
分解自体は皆、出来るタイプでした。
組み立ての時、ガスを注入しないと、いけないのですが
そのパーツが付いていません。
後付けでガスノズルを増設します。
ノズル取り付けのベースを本体に溶接でつくります。
3本とも、同じ仕様になります。
『SUZUKI-RM85』のクランク交換。
クランク分解してロッド交換組み付け前にミッションギヤの磨耗、傷をみます。
一つのパーツに磨耗があります。
シフトフォークの送り面に段付きの磨耗痕が!
新品に交換。
クランクケースを組み付けます。
間のケースパッキン、密閉良くする為、シール剤を付けておきます。
クラッチプレート(フリークッションプレート)には、先にオイル漬けして置き、
組み立て時にそのまま、クラッチケースへ入れます。
各部分組みつけて、ギヤオイルを塗って初期齧り防止をしておきます。
ピストン、シリンダー関係はこの後、取り付けます。
エンジン、車体に積み込んで、エンジンテストです。
クランク組み立ての初始動。
エンジン始動させて、1回目、5分程度、音がするか、見極めして、
メインOFF!エンジン冷えるまで小休止。
2回目始動。15分程、回します。
エンジンOFF。
3回目始動
各部が結構熱くなるまで回し、音、オイル滲み、クーラント滲みを観察。
ギヤを入れ、クラッチフィーリングもテスト。
アクセル開度1/3一定にして開け、少し濃い目の排気ガスが安定して出てきます。
2サイクル独特の排出ガス、2サイクルならではの、感触!
明日オーナーに引渡します。
『セロー』のshock
オーバーホール、このタイプは特殊な取り方、組み方なんです。
『RG500Γ』のshock
純正サスではなく、WPのサスがご使用でした。
ウルフのクランクロッドが内燃機屋さんから出来上がってきました。
エンジン組み込み始めました。
クランク新品はメーカー廃止で手に入らず、コンロッドだけ組み換えしました。
大体組み上がり車体に乗せます。
車体に取り付けし、周りの部品を組み付け。
今は、キャブをオーバーホール中で洗浄して組終わり次第、完成に向けます。
『SUZUKI-SV1000』
シールとバンプストッパーを交換して、本体に組み付けします。
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『RMX250』のShock
激しいオイル漏れしています。
バンプストッパー周りに沢山オイルが付着しています。
全体洗い油で洗浄して分解。
ロッドのナットを取り外し、シール、バンプストッパーを交換。
ロッドに少しのさび傷が見れました。
表面磨き(ゴム砥石)で均します。そんなに大きい傷では無いので、磨きで十分でした。
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