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サスペンションリペアショップ『moto AZURE』のブログ モトクロス選手としての経験をもとにオフロードバイクのサスペンションリペアショップとして営業中。

専門誌『ガルル』『ダートスポーツ』『バックオフ』などのHow toコーナーでも取り上げられている。

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  • 【リアサスペンション編】RMX250を2年間乗ったらどーなるか?


    今回で第3回目になる「 RMX250を2年間乗ったらどーなるか? 」。
    ・第2回 「 リンク編
    ・第1回 「 現状

    今回はリアサスペンション。

    画像の通り、漏れ放題の汚れ放題。

    みなさんの乗っているマシンもこんな状態なのでは????

    サスペンション内部にオイルが無くなってしまうと内部パーツの磨耗が激しくなってきます。

    オーバーホールはお早めに、と言う宣伝はさておき。

    2年も乗っていれば内部に汚れが溜まってました。

    一見ロッドはキレイに見えますよね??ところがどっこい。

    オイルが満たされている内部に点サビが発生していることはごく当たり前のことで、それがオイルシールを痛めてしまうんですね。

    まずはガスブラダと言うゴムのブーツを外します。

    予め言っておきますが、やった事の無い方は分解しないでくださいね。

    失敗するとブラダがシャンパン級のスピードで飛んできますので。

    オイルは意外ときれいな状態で出てきました。

    レース場などでは一切使用してないんであまりストロークしなかったんでしょうね。

    お次はロッドを抜く作業。

    ここももちろんやった事の無い方は分解しないでください。

    ロッドを外し、分解した状態。

    オイルシールは交換必須ですが、左側の大きい赤茶色い物(ダンパ)はとりあえずそのままで。
    (公道ではそんなに底着きする事がないのですが、レースで使用している場合は交換しましょう)

    オイルシールを分解。

    点検してみた所、やはりオイルシールには傷がありました。

    真ん中のゴム部品がオイルシールです。

    ここがダメだとオーバーオールした意味がないですから慎重に組み付けていきます。

    洗浄をして本体へ組み付け、エアー抜きをしていきます。

    もちろんロッド研磨をして、オイルシールを交換してコツコツとエアー抜きをします。

    ■まとめ
    あまり距離を乗っていない、と思っていても意外と内部は汚れていくものですので定期的にオーバーホールしましょう。

    ・通勤のみの使用は2~3年で。
    ・2人乗りを多くする方は1~2年で。
    ・窒素ガスのチャージは1年ごとに。

    以上を行っていくとマシンも長年乗れると思いますよ。

    ちなみに窒素ガスチャージだけでも受け付けていますよ。


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