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ホンダ FTR250 前後ブレーキパッド交換&キャリパー
ホンダ FTR250の前後ブレーキパッド交換での入庫。
もう少しで地が出て、ブレーキディスクローターが擦り減っていくところです。
パッドを交換時、パッドを交換するだけでは、本来の性能を発揮出来ません。
ブレーキレバーを握り、キャリパーピストンがパッドを押して車体が止まります。
キャリパーブラケットに付いているこのスライドピンの動きが渋いと、パッドが押されたままになりブレーキがかかったままになります。
このピンは結構重要ですので、組み付ける際にはグリスアップは必須です。
このプレートもパッドが擦れる部分で、使用していくと段々と擦り減っていきます。
この部分は薄くグリスアップ。
キャリパー側にあるスプリングプレート。
パッドが当たって擦っている部分だけ、ブレーキダストが付着してませんよね?
もちろんここもグリスアップ。
状態によって、各プレートは交換しますが、今回は段差を無くせたので研磨してグリスアップし、再使用です。
キャリパーのピストンもグリスが切れます。
当ショップでは専用のグリスを使用しています。
片方づつ、フルードが飛び出ない位までピストンを出して、グリスを付け、ピストンを戻し、またピストンを出しグリスアップ、それを繰り返し行っていくとブレーキレバーを軽く握っただけでピストンが出る位軽くなります。
パッドは新品に交換。
各部にグリスアップをして、フロント側を組み付けます。
リア側のブレーキも同様の作業を行います。
FTR250はリアホイールを外さないとキャリパーが取れませんでした。
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