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サスペンションリペアショップ『moto AZURE』のブログ モトクロス選手としての経験をもとにオフロードバイクのサスペンションリペアショップとして営業中。

専門誌『ガルル』『ダートスポーツ』『バックオフ』などのHow toコーナーでも取り上げられている。

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  • RM125-K4のクランクロッド、焼き付いて、ガタガタに広がっていました。

    ロッドにベアリングが固着したまま外れません。

    この周りの部品を交換します。

    交換部品は

    《コンロッド、ロッドピン、ロッドベアリング、スラストワッシャ》

    さて、ロッドが組み上がってきましたので、エンジン組み付けします。

  • 2012-11-26 | カテゴリー : エンジン系 | No Comments |
    タグ : , , ,

    CDIが不具合でした。

    エンジン不調の原因もいろんな角度から考えるんですが、シリンダーの圧縮がどうかとか、

    キャブの具合もどうか、配線ハーネスが?、ステーターコイルは?、サイドスタンドスイッチは?、

    それぞれが独特の症状があるのに、そのすべてが問題なく電気関係ぽい症状しか考えられずCDIを交換して。

    具合はOK!

    具合が悪かった症状は、すぐエンジンが掛かるが、ちょっと走るとストンと止まる、また掛かる、

    何回も同じ状態が続いていました。

    CDIカプラーコネクタからの線を触るとストンと止まりの繰り返し、新品カプラーに交換して配線も新しくしCDIに挿し再度始動、

    線を触るとまたストンと止まる、これはCDIカプラー内が問題と判断。

    新品CDIに交換となりました。

    交換後は普通通り、問題なく走行しています。


  • もう一本のジェベル250XCのサス、オイル漏れです。

    分解し組み替える交換部品、シール、バンプストッパー、追加のガスノズルキャップとガスブラダ、

    これらを組み付けます。

    ロッドを見たところ、錆や摩耗はありませんので、表面ポリッシュして組み付けます。

    オイル入れ、エアー抜きして組み上げガス注入し全体油洗浄して置きます。

    スプリングを来た時と同じ数値にして仕上げ、お客様へ梱包発送です。


  • 引き続き、DR-Z400エンジンのヘッドにあるバルブの修理。

    このインティークバルブはカーボンが少し堆積してましたが、洗油で染み込ませ、

    適度に柔らかくなってから、カーボンを除去します。

    EXバルブも同じようにカーボン除去しシート面を見ると、削れていました。

    今回はEXバルブだけ新品に交換します。

    (シート面は削れてヘっこんでいます。)

    インティークはシート面のそれ程削れていないので、そのまま再使用します。

    左削れたバルブ。  右新品バルブ。

    インティークとEXバルブのシート面出しです。

    灰色に見えるリング状がシート面削りの終わった状態です。

    ここでバルブ内にオイルが落ちないようにオイルシール(リップシール)が付いていますが

    、リップ面が摩耗して漏れてしまうので必ず新品に組み換えておきます。

    フォークシールと同じ考え方です。

    距離をかなり走っていて長い間」、常に圧縮されているバルブスプリング。

    自由長も変化しているためと、スプリング腰も弱くなっているので新品に組み換えします。

    左使用スプリング。右新品スプリング。

    さて、組み込んでエンジン始動開始です。


  • エンジン腰上を外しました。

    これからバルブの分解です。

    全部取ると元の場所が分からなく、馴染み、合わせ、シムの厚みの問題もあるので

    一つ一つ記録して外します。

    カムの回転部噛み込傷などないか調べ、カムキャップ面も同じくみます。

    カム山も傷、摩耗が見られません。

    ピストン自体の摩耗傷等ありませんが、ピストンピンに摩耗跡があり、ピストンピン穴とピン自体の

    嵌め合いに緩さが見られ、ここは交換します。

    テンショナーガイド面も変んな摩耗もないので

    このまま再使用です。

    テンショナー、組み付けた時のこのスプリング押しが弱く、タイミングチェーンの遊び音がするようなら、

    スプリング新品に変えます。

    さて、キャブのOHに。

    ジェット類は外して、洗浄剤に暫く漬け置きして、

    他を見ます。

    エンジンフィーリングが変わって来た場合、一つの原因としてこのニードルとノズルの摩耗が原因の

    場合があります。

    新品に交換するといい感じに戻る事が多いです。見直し部分です。


  • DR-Z400のシリンダー側OH

    摩耗度は分解してからにして、

    分解始めます。

    各ボルト、ネジなど固着気味なので先に油を付けておきます。ラスペネを使用。

    Tポイントのタイミングを出しカム周りの分解。

    テンションアジャスタを外し、カム分解。

    シリンダーまで外し、ピストンの状態確認。

    今回、ピストン関係も新品に交換。

     

    シリンダーヘッドの燃焼室の状態。

    カーボン体積しています。

    90,000km走行で初分解でした。

     

    カム山は綺麗でこのまま使います、。

    バルブはポリッシュして使い、スプリングは交換しておきます。

    シリンダー?…傷は無いですが、上死点、下死点にリング摩耗跡が見れます。

    ここまで溝が有るとピストンが落ち着きません、ピストンの振れ音が出ると思うので

    交換する事にします。

    部品待ちです。


  • KDX125SRのShock-OH

    ガスノズル新設して分解組み立てをしました。

    スプリングも黒に塗装しました。

    ……….。

    KDX220SRの腰上のOH

    排気デバイスKIPSの状態が悪く、組み直しです。

    何故かデバイス固定ビスが2つとも有りません?

    取り付けて組みたて。

    ……..。

    KDX250SRのShock-OHとリンクアームのOH

    リンクにはやはりグリスが無くなっています。

    グリス塗布し組み立てです。

    泥やさびを洗油で落としグリス塗布し組み付け。

    ………。

  • 2012-06-13 | カテゴリー : エンジン系 | 1 Comment |
    タグ : ,

    125ccの修理ご依頼。

    症状がエンジンオイルの早く消費して仕舞う、アクセルを戻すとエンジンストールする。

    など、乗っているのが不安という事で、

    早々キャブを分解。

    各パーツの洗浄と穴通しして組み付け、エンジン始動は直ぐしますが、

    何故かマフラーから異様なオイルが吹きます。

    まるで2サイクルの様な!

    そこまでオイル吹くとエンジン自体大変な事が起こってる証拠です。

    調べのその一がオイル抜き。

    抜いて出たオイルが透明に近いか、黒く汚れているか、粘っこいか、さらさらしているか、少ししか出てこないか、

    など、今回はオイル量も少なく、黒く、トンかつソースの様にエンジンオイルとは違う状態で出てきました。

    エンジン内部の何かが問題でオイルを痛めてしまったようです。

    エンジンは直ぐ掛かり、走りはそんなに違和感無いと、ただエンジン異音がしていました。

    オーナー様と症状を話し、エンジン腰上を外して原因を見る事にします。

    シリンダー外し、

    !!…….焼きついている!

    カム山も削れています

    カム、ピストン、シリンダー、ヘッド、カムカバーのアーム、皆削れています。

    バルブアームのIN側、EX側のカム当たり面も削れ。

    シリンダーも縦傷が無数付いています。

    今回はピストン、リング、カムシャフト、カムアーム、シリンダーの腰上、ほとんどのパーツを交換する事にします。

    バルブはリップシールを交換してバルブすり合わせで仕上げ、組み付けしました。

    オイルに交換期間、距離が長すぎて、オイルへたりで部品を磨耗させ、次に部品磨耗のためオイルがいたみやすく、

    早く減る様になり、焼き付いてしまう事があります。

    以前XT225とかTW200,ジェベル200、DR-Z400,XLR250とか同じことがありました。

    オイル交換は早めがいいです。

     


  • GSX-R750のフォークOHとその他のショックもOHです。

    フォークは分解して吊るしオイル抜きだして置きます。

     

    GSX-R750のリヤリンク。

    取り外しでこのスペサーがシャフトに固着して外れません。

    油を注して様子みしました。

    でも、抜けません!プレスで少し押し出ししてみたら、動きました。

    プレス機で強制的に押し出しました。

    押し出したシャフト、水が入って固着していた痕が見れます。

    乾きかけたグリスが乳化しています。どちらかと言うと油分より水ぽく成ってます。

    全体磨きしグリスを塗布して組み付けです。

    金属同士が強く擦れる所にはモリブデングリスを塗布しておきます。

    ベアリング自体には、水に強いグリスを選んで塗布します。

     


  • TDR250の腰上OH。

    周りのパーツを外してシリン-ダーをぬきだします。

    外したばかりの状態。

    回転タイプのデバイスにカーボンが付着、シリンダーポートにも同じく付着していました。

    このまま使っているとカーボンがとても多く付着してデバイスの回転動きを妨げていきます。

    カーボン落としと洗浄して組み付けです。